興味深い日誌を拝見しました。
この世界にはチームクラッシャーなる集団が存在するとのこと。
今も現存するのかどうかは判りませんが・・・
和気あいあいと運営されているチームに数人で潜入し、徐々に内部で派閥のような物を作り、対立を煽り、リーダーを疲弊させ、崩壊に導く。あるいはチームを乗っ取る。
といった事を楽しみ、生業としている集団または個人。
そのような「事件」を経験した方はいらっしゃるかな?
私はそれに近い物を何件か見てきました。
200人クラスに成長した大所帯、いつの間にかリーダーが変わっていました。
創設者は抜けてはいませんでしたが腑抜けのようになっていました。
新リーダーは強権を発揮し恐怖政治を敷き、メンバーは次々と首を切られていきました。
今そのチームを覗いてみるとその新リーダーとおそらくそのサブキャラだけのボッチームの様な状態で現存していました。
いったい何がしたかったのか理解不能。
同じく200人クラスに膨れ上がりつつあった賑やかなチーム。
一人のウェディ子がリーダーに猛プッシュして相方関係を強引に迫ります。
もちろん最初はリーダー自らがその様な「固定」を組むなど言語道断と思って断っていた事でしょう。
しかしそんなルールなど意に介さずあの手この手で落としにかかる。
いわゆるハニトラ。そしてとうとう、
新人勧誘・イベント企画・トラブル解決などなど神経が疲弊するチームリーダーたる仕事よりも、2人でベッタリ自由に遊ぶ方が楽しい。
と思わせることに成功。
インするなり青ピン1を立ててチームそっちのけで遊ぶという堕落ぶり。
あげくサブリーダーの一人にリーダーを強引に押しつけて2人で脱退。
その後チームはものの見事に崩壊。
で、二人で仲良くやっているのかと思えば、ウェディ子は次のターゲットに向かっており、元リーダーはポイ捨てされていました。
皆が楽しんでいる物をぶち壊す。
人の物を略奪する。
他人の不幸こそ自分の幸せ。
そういう人って少なからず存在するんだなと改めて思い知りました。
一方、チーム立て直し屋という奇特な仕事をしている人も居ます。
大半のチームは創設後3ヶ月ぐらいまでがピーク、半年~1年と経てばリーダーのモチベも下がりメンバーのイン率も下がり、過疎っていきます。
立て直し屋に依頼を申し込めば、かつての賑わいが復活するのです。
その人は既に3つのチームを立て直してきたと自慢げに語っていました。
外出先でもドコチャから楽しい話題でチムチャを盛り上げ、実機インしてからも常に何かしらの募集をしたり、新人フォローもバッチリ。
実に頼もしい存在です。
ある程度の軌道に乗れば、依頼完了と言わんばかりに抜けていかれました。
が、そこそこの数のメンバーも同時について行きました。
いや、よく見るとそのうちの数人は彼が来た時に連れて来た連中だったな。
その後すぐにまたお通夜の様なチムチャに戻ったことは言うまでもない。
実はどちらも表裏一体というか、根本は酷似しているなと感じました。
その所属先への情愛なんて物は一切存在せず、ただ自分の欲望を叶えるための道具でしかなかったのだと。