試練の門で出会った少年は、異次元ハウジング術を開発していた。
なんと家の外の空間に別館を建築していたのだ!
空中に家具を置き、虚空にベッドが浮かぶ異次元ハウジングに私は度肝を抜かれた。
住宅の外はどこにでも家具が置け、面積も再現がなかった。
そして私は、家の外に広がる異空間を走るうち、地下水槽の全域がこういう形だということを初めて知る。
さらに異次元を駆ける私。
家があんなに小さくなるほど走ったのだが、未だに世界の終わりは見えない。
住宅の中なので、ルーラ石が使えず、戻れなくなる最悪のケースを予期し、異次元の探索を諦める。
ハウジングの世界は広すぎるね~。色んな意味で。