ハザクラ
「以前、トウカさんと魔ルシアさんにプレゼントしたピョンシェルジュのさらに別デザインのものを作ってみたんです!
いつもみなさんが私のことを気にかけてくれることが本当に嬉しくて……。
だから、セーリアさんにも貰ってほしいんです。
今度のデザインは王族であるセーリアさんにちなんで豪華な感じにしてみました。気に入ってくださるといいのですが……」
セーリア
「ありがとうございますハザクラさん!
300年前、封印の歌い手になってから、私は家族と友人全てを失いました。
ですが、遠い未来で、また新たな友人に巡り合う幸せを味わうことができて、私の過去の決意の全てが報われます。
もう一度いいます。ありがとう。私の小さな親友さん」
ハザクラ
「そっ、そこまで感謝されると恥ずかしいです~~!
私、冒険してないけど、トウカさんの【オーディス王子の親友】の称号みたいに【セーリアの親友】の称号を貰えました!
なにかとても感動ですー!」
セーリア
「ふふ。冒険以外でも人を救えるんですよ」
魔ルシア
「おおっ! いつのまにか3つに増えたな! なにか感慨深く感じる。すごいぞハザクラ!」
セーリア
「これだけのものを作れるんですから、メイドにしておくのは勿体無いですね」
ハザクラ
「ほめすぎですよ~」
トウカ
「よし! 3つ揃った記念にご馳走でもつくろうか! 何がいい?」
セーリア
「なんとなく、今、むしょうに、うさぎ肉のクリームシチューが食べたいです!」
魔ルシア
「お前最悪だ!」