魔ルシア
「おい、今度は何を家に持ち込んだんだ!」
トウカ
「釣り老師ハルモスから、キングサイズを35種類釣り上げたご褒美に【大型の球体水そう】をくれたんだよ」
魔ルシア
「家の中には大きすぎるだろ! 超元気玉か!」
セーリア
「水がほどよく冷たくて気持ちいですよ」
魔ルシア
「なに中に入ってるんだ!?」
トウカ
「さらにこの水そうにふれると、台座が消えるんだよね。今回の新しい水槽は、ふれると姿が変わる機能が付いてるんだ!
ひゃっほーい!」
ハザクラ
「私、水着もって来ました!」
監視端末テミス
「アタシ~、実は水中探索モード付いてたんだよね~」
魔ルシア
「魚用の水槽で夏を楽しむなよ!」
トウカ
「さらに水そうにふれると、マリンスノーが降ってくる!」
ハザクラ
「スノードームみたいで綺麗ですね~」
魔ルシア
「お前ら……マリンスノーは、海洋生物の死骸や、ゴミなどが海底まで沈んでいく現象なんだぞ? そしてそれらは深海魚のエサになるような物なんだ」
トウカ
「そんな話聞くとなんかきたねえ~!」
セーリア
「後でお風呂に入ればいいだけじゃないですか」
監視端末テミス
「さすがウェディ。完全にここに適応してるよ~!」
ハザクラ
「魔ルシアさんも入りましょうよー」
魔ルシア
「ぬぅ~」
トウカ
「残念だが、こいつには水着が実装されてないんだよ」
魔ルシア
「リッキー! 私にも水着を実装してくれ~!」