監視端末テミス
「どしたの? オーガモードでカメラで自撮りして」
トウカ
「なんかね、いつものパピヨンドレスだとしっくり来ないなあって思ってさ。色々試してた」
監視端末テミス
「じゃあ、トウカちんのマイコーデメニューに登録してある服で、似合いそうなのをチョイスしてあげるー」
監視端末テミス
「大戦鬼の鎧セットはめっかわいーよねぇ」
トウカ
「これに勝てる女子用鎧はなかなかないよね」
監視端末テミス
「妖精のドレスは大人っぽくて、神秘的な雰囲気するね」
トウカ
「妙にオーガっぽさが抜けるよね」
監視端末テミス
「トウカちんのマイコーデに見慣れない服があったんだけど、これって何だっけ?」
トウカ
「あ~~、チームユニフォームだねえ。袖を通すのは4年ぶりくらいだよ。なかなかレアだぜ?」
監視端末テミス
「もー。お世話になってるんだから、ちょっとくらいは着ようよー。けっこーキリっとしたあげみがあって、恰好いいじゃん!」
トウカ
「テミス。私がチームユニフォームをあまり着ないのには理由があるのさ」
監視端末テミス
「なんか理由あるんだ?」
トウカ
「このデザイン、可愛くない……」
監視端末テミス
「ちょっ!」
トウカ
「エルフに求められるのは恰好良さじゃなくて、“可愛さ”なの~~!」
監視端末テミス
「トウカちんのオシャレは本当に面倒だわぁ」