おぉっと溜めている溜めている!
次の一撃で仕留めんばかりの気迫!
このレベル上げという日常的な行為の中で、果たしてここまでする必要はあるのでありましょうかァ!?
飛んだーーーっ!!!
さすがにこの私も確信いたしました。
レベル上げにこれほどの瞬発、筋肉の躍動は必要ない。必要ないのであります。
理由はただひとつ。
彼女はパラディンなのであります!
ご覧下さいこの荒々しい剣幕!
果たしてこれが、すべてを護る守護者と呼ばれたパラディンの、正しき姿でありましょうか!?
無慈悲!この一言に尽きるのであります!
「茶番はいいから殺してくれ」