RPG。それは個性豊かなキャラクターたちが出会いと別れや戦いを経て成長しながら、数多の世界、大地を巡っていく物語を楽しむもの。
自分が小学生のころ、そんなことは気にせずただレベルを上げながらガンガン進み、終われば終わったで次のゲームをやる。そんな感じだった。
しかし今、ただ暇な残業時間にクロノトリガーのオープニングをYouTubeで眺めながら、「ああ、なんで俺はクロノトリガーをプレイしなかったんだろう。」そんなことを考えている。
RPGの素晴らしさに気づけたのはテイルズオブシンフォニアがきっかけだ。
ただプレイしては戦うだけだった自分が、それを通して劇的に変わった。ストーリーで涙を流した。それがたしか中学生の後半くらいだったはずだ。
まあ感情が未発達だったのかわからないが、もっと小学生のときに真剣にRPGに取り組めばよかった。ストーリーと向き合えばよかった。
シンフォニアで変われたおかげで、それ以降はなにをやってもストーリーを楽しめる人間になれた。
欲をいうなら小学生時代、クロノトリガーをプレイしたかった。そして当時のテイルズシリーズのストーリーを深く味わえばよかった。
それだけが心残りだ。