『いいか?シルちゃん。俺も仕事量は過去も今も変わらないんだけどさ、あのとき苦戦してたことが今ではなんなく出来るようになってる。これってすっげえ嬉しいことなんだぜ!』
「いや、それを私に言ってもさ、プレイヤー君のリアルの話じゃんそれ。」
『いやいや、なにいってんだよ!』
「え?」
『お前にも絶対あるだろうよ。過去と同じ強敵に直面したとき、驚くくらいに体には動きが染み付いてるもんさ。』
「そういうもんでしょうか?」
『そうさ、それこそが』
『お前が重ねてきた経験値ってやつよ!!』
シルファー「なるほどね・・・。過去に死にまくった技と同じなのに、今じゃこんなにも体に力が溢れてる。」
シルファー「改めて思うよプレイヤー君。」
『そんなときに強く思うんだよ。』
「『頑張ってきてよかったって!!』」
シルファー「くらえっ!」
シルファー「スーパー狼牙突きだっっ!!!!」
無駄な努力は何一つないってのは、こういうことだ。