子分「いやあ、さすがリザードさんっすよ!ここら一帯でリザードさんに敵うやつなんかいないっすよね!」
親分「あったりめーよォ!俺からしたら周りなんざ雑魚同然だかんなァ!ガッハッハ!!」
ベビーニュート(以外ベビー)「・・・・フンッ」
ベビー「どいつもこいつも強いやつに巻かれてさ。今にボクも強くなってやるんだ!」
ベビー「・・・・・・ん?」
『あー、なんだっけな。怪鳥が指輪を盗んでなんたらかんたら・・・』
リザード「おい娘ェ!ここらは俺の縄張りだぜェ。さっさと立ち去りなァ!」
『は?』
子分「そうだそうだ!親分に従うんだ!」
『いや急いでるからさ。』
『どいて。』
親分「ぐああっ!なんだこれ、魔法でもないのに氷ッ!」
子分「あわわわわわわ!退散だぁ!」
『属性攻撃なんか珍しくないでしょ。そーやって縄張りだのなんだので外に出ないからわからないんだよ。』
ベビー「・・・・・・・」
ベビー「か、かっこいい・・・!!いいなあ。ボクもあんなふうに強く戦ってみたい!よーし、修行してやるぞ!!」
こうして、冒険者に憧れた一匹のモンスターの修行がはじまった。
つづく