戦闘開始してからしばらくして。
はじめこそ拮抗していたものの、冒険者の氷結らんげきに次第に押され始めるベビー。
ベビー「へ、へへっ。この過酷な環境で修行を積んだんだ。氷にも耐性つきさ!」
『ほー、やるねえ!たいしたもんだ。』
ベビー(認めてくれた!?)
『だったら他の技で・・・』
『叩くべしっ!!』
ベビー「う、うわあああああっ!!!」
『ふぃーっ。さて先を・・・』
ベビー「ちくしょうっ!!」
『ん?』
ベビー「たくさん修行したのに!なんで氷を出せないんだ!」
『・・・・・』
『べつに氷を出すだけが棍のすべてじゃない。状況に応じて相手を転ばせたり、威力の高い一撃を放ったり、そんな臨機応変がきくのも棍のいいところさ。』
『でもどうしても氷結らんげきを覚えたいなら、また付き合ってあげる!』
ベビー「ほ、ほんとう!?」
『うん。』
『(そういや嬉しかったっけな、はじめてまともな攻撃技である氷結らんげきを覚えたとき。夢中になって使ってよくMP切れ起こしたっけ。)』
『懐かしい気持ちを思い出せたよ。ありがとう。』
ベビー「えっ?」
『なんでもない。』
ベビー「???」
『さて、ちょうど暖かい気持ちになれたし、このまま聖塔を目指すとしますかね!』
ベビー「冒険者さんもこれからもっと強くなるんだ。僕だってもっともっと強くなるぞ!」
モモワサンさん、リクエストありがとうございました!
いやー氷結らんげき懐かしいですね。テンション上げたら最初の一撃にしか乗らないことを教えてくれたり、属性があることを学んだり、なにかと教えてもらった技ですよ!
遠い記憶ではありますが、はじめて武闘家で使った日は今でも覚えています!
懐かしみながら日誌を書かせていただいて、感謝です!!