(ルーラの音)
少年「すごかったよ!お姉ちゃ・・・」
少年「あれっ?お姉ちゃん・・・?」
・・・・・・・
『少年との別れは済んだのですか?』
シルファー「別れなんておおげさな。今の私はただの通りすがりのパラディンだよ。世界を警備して回る任務中の、ね。」
『あなたはナドラガンドを救った英雄なのですよ。あの子にとってのヒーローでいてあげればよいではないですか。』
シルファー「たった1度救っただけでデカイ口は叩けやしないよ。それよりあの子は、これからのナドラガンドに必ず必要なモノをもってる。大事に育てなよ。 」
『やれやれ・・・なぜそんなに自分に厳しいのだか・・・。』
シルファー「じゃあね。」
『フフッ、突然現れては颯爽と事件を解決し・・・、まさにこの嵐のようなお方だ。』
・・・・・・
シンイ「これはこれは、嵐の領界からのお帰りでしたか。なにかお土産話でも?」
シルファー「そうだなあ、それじゃあ・・・」
「街を救った、とてもちいさな英雄の話を。」
Fin