竜騎士「あるわけがない。ただの怨念の集まりである自分に、望みなど・・・!」
竜騎士「だが。」
竜騎士「アイツは戦いを通して教えてくれた。」
竜騎士「今の世界は、過去のドランドのような、弱者に排他的な世界ではないことを。拳や武器を通して全力を尽くし、互いを高めあい、敬い合うことを!」
竜騎士「望み・・・。」
竜騎士「この世界で、過去を振り切って生きられたなら・・・どんなに・・・。」
竜騎士「こ、これは!!」
守護者「タドリツイタヨウダナ。」
竜騎士「お前・・・。」
守護者「モウ、コチラニハ来ルナ。ソシテ・・・」
守護者「今度こそ、楽しく生きるのだぞ。」
竜騎士「ま、待っ・・・!」
竜騎士「!」
シルファー「あ、おかえり。」
つづく