唐突だが右の男の名はユキ。
シルファーと同じくして2013年に生まれたセカンドキャラだ。
数多のストーリーを共に越えてきた二人だが、今回はそんなふたりの出会い(創作)のおはなし。
ユキ「しかしお前も初めて会った時から変わらんよな。」
シルファー「というと?」
ユキ「ひとことでいうと、男勝りでやんちゃだよ。」
シルファー「いやいやいやいや!」
シルファー「覚えてないの!?最初はめちゃくちゃ優しくしてたじゃん!」
ユキ「いやいや最初からやばかったって。」
シルファー「うっそだあ!」
ユキ「はあ・・・。」
【数年前】
とある学園に転校してきた俺は、なかなか馴染めずに苦労する毎日を送っていた。
そんな時に声をかけてきたのが
シルファー「あなた、転校生のユキさんですよね。」
こいつだった。
シルファー「なかなか馴染めなくて大変でしょうけど、困ったことがあったら何でも言ってくださいね。」
シルファーは、一人でいる俺に気さくに声をかけては、なにかと世話を焼いてくれた。
なんて優しい人なんだ。
転校してきてからずっと一人だった俺には、それはもう天使のように見えた。
つづく