「ぐすんっ・・・どうしてぇ・・・。」
「どうして・・・」
剛拳「どうしてこんな髪と目になっちゃったんだよぅ・・・!ぐすっ・・・。」
【シルファー・モード剛拳】
【普段は青髪のシルファーだが、いまは強化形態のモード剛拳(いつもは赤髪)の状態だぞ!】
剛拳「美容院に行っても、塗り直してもすぐ緑になるって言われるし・・・。」
剛拳「きっとなにかの呪いなん・・・」
『ああもう!やかましいわねぇ!』
剛拳「ぶわっ!」
剛拳「あっ・・・ながれちゃん・・・。」
流剣「らしくない泣きべそなんかかいて。どうしちゃったのよ?」
【シルファー・モード流剣】
【シルファーの強化形態のひとつだが、作者のご都合設定により、自在にひとつの存在として分離できるようになったぞ!】
剛拳「見てわかるじゃん!色が戻らないんだよう!うええん!!」
流剣「ほらもう泣かないの!そうね・・・。なんか変なものでも食べた?特に緑関連とか?」
剛拳「ぐすっ・・・み、みどり?えっと・・・きのう、ブロッコリー・・・たべた。」
流剣「はぁ?ブロッコリー!?それだけでこんな風になるわけが・・・」
剛拳「ほんとだよぉ!ブロッコリーを食べたらこんな風になっちゃったから、逃げ出してきたんだ!」
『これは我々の怒りだ。』
流剣「!?」
『我々の怒りによる、呪いだ。』
流剣「この子の声・・・ではないわね。一体誰!?」
『我は緑の魔人。我が呪いをかけた者の体を通して語りかけている。』
流剣「緑の・・・魔人!?」