タルパ「ひとつ聞きたい。」
流剣「なにかしら?」
タルパ「お前も速さには自信があったのだろう?なぜあそこでとっさに戦い方を変えようと判断できた?」
流剣「そうね・・・。」
流剣「以前、知ったからよ。速さだけではどうにもできない相手もいるってね。」
タルパ「ほう・・・。」
流剣「まったく冗談じゃないっての。こっちの技を、ただの馬鹿力で打ち破ってくるんだから。」
タルパ「・・・・。」
タルパ「フッ。」
流剣「?」
タルパ「いや、俺も似た経験があるだけだ。」
流剣「あら、そう。」
タルパ「そろそろ行こう。」
タルパ「はやめにそいつにリベンジせんと、俺が代わりにやってしまうかもしれんぞ。」
流剣「?」
タルパ「ハハハ、またな。」
流剣「ええ・・・。」