シルファー「ふぁ〜〜〜あ!一晩寝たら昨日のだるみも取れたな。さて・・・」
宿屋「お客さん、気をつけなよ。」
シルファー「へっ?」
宿屋「お客さんみたいに、力を抜かれた〜だの、体がおかしい〜みたいな客が最近増えてんだ。なんか通り魔でもいるに違いないからな。」
シルファー「あ、ああ。(やっぱりか・・・。)」
シルファー「しかしこうなった以上、あの少女を野放しにはできないな。でもまた呼び出すなんてどうやって・・・。」
シルファー「私のエネルギーと、あとは店の食べ物がお気に入りみたいだし、それを所持して待つか。安直だけど・・・。」
・・・・・・・・・
シルファー「ほ、ホントに来たよ・・・。」
謎の少女「また同じエネルギーの感じがしたぞ。」
シルファー「とりあえず、なあ、一体なんのためにお前は・・・」
謎の少女「・・・・・・・・。」
シルファー「・・・・・。ん、これか?」
謎の少女「それ、きのうのやつだぞ。」
シルファー「ああ、やっぱり気に入ったのか?これ。」
謎の少女「わからないぞ。」
シルファー「いいよ、ほら。お前にやる。」
謎の少女「もらうぞ。」
シルファー(躊躇がないな・・・。)
シルファー「なあ、お前、誰かに言われてこんなことしてるのか?」
謎の少女「(ゴクリ)私は、命令通りに動くだけだぞ。」
シルファー(命令!?)
シルファー「命令って、誰のっ」
『それ以上は控えてもらおうか。』