シルファーの冒険日誌

【主演】

『シルファー』
世界をゆらゆら渡り歩く冒険者。戦闘スタイルは格闘で、ほぼごり押しに近い戦い方は、強化形態のモード剛拳へと引き継がれる。

『シルファー・モード剛拳』
今回の主役１。シルファーが自身を強化させた形態。髪色は赤くなり、自慢の格闘威力をさらに強めたパワータイプ。凄まじい力を誇るが、おつむはかなり弱い。

『シルファー・モード流剣』
今回の主役２。もともとは剛拳と同じ強化形態だったが、過去のちょっとした事故がきっかけで単独分離できるようになり、実質シルファー&シルファーというなんとも奇妙な共闘が実現し、以降は剛拳と仲が良い。剛拳よりは落ち着いた雰囲気で振る舞っている。









・・・・・・・・・











流剣「・・・・・ハァッ！！」



流剣「ふぅっ。こんなところかしらね。」







【数時間前】




シルファー「どしたのよー？急に呼び出しちゃってさ！」

トビアス「うむ・・・実は不可解な事件が起きてな。」

シルファー「？」

トビアス「先日より炎と氷の領界にて、モンスターの活性化、攻撃性が増しているとの報告を受けているのだ。」

シルファー「あらあら、そりゃまた。それで協力しろってことだね？」

トビアス「受けてくれるか？」

シルファー「まっかせて！炎も氷もダブルで片付けてきちゃうよ！私はふたつでひとつだからね！」

トビアス「・・・・？ま、まぁありがたいことだ。すまないが頼む。」

シルファー「あいよー。」








流剣「それにしてもモンスターが活性化なんて聞いたけど、だいぶ弱い魔物ばかりね。なにか裏がないといいけど、あの子うまくやってるかしら・・・？」









・・・・・・・








剛拳「はいはい、落ち着いてくださいよっと！」


剛拳「んー、強いやつもいないし、準備運動にもならないや。さーてさて仕方ないからながれちゃんと合流して帰ろうかなぁ。」








『・・・・・・・・』






剛拳「・・・・・・・。」





剛拳「もうちょい楽しませてもらえるのかな？出てこい！」