流剣「はぁ!?しばらく眠ってただけぇ!?」
剛拳「いや、ほら。私も力を抜かれて衰弱してたからさ、いきなりのダメージはかなりこたえたっていうかさ・・・。」
流剣「・・・・。」
剛拳「・・・ハハハハ。」
剛拳「怒ってる?」
流剣「怒ってない。」
剛拳「あ、そう?」
流剣「やっぱ怒ってる。」
剛拳「あ、そう・・・。」
剛拳「でも、命懸けだったのは本当だよ。」
流剣「えっ?」
剛拳「だって、なにがなんでも守らなきゃって。ながれちゃんを助けたいって、思ったから。」
流剣「そんなの、うれしくない。」
剛拳「だよね・・・。」
流剣「・・・ホントに・・・。」
剛拳「?」
流剣「ホントにもう会えないかと思った・・・!」
剛拳「うん、ごめんね。」
流剣「バカじゃないの!ホントにっ!」
剛拳「最近よく泣くなぁ。」
流剣「アンタが心配かけるからでしょ!!」
剛拳「そりゃそうだ。」
剛拳「でも嬉しかったよ。私がながれちゃんを死ぬ気で守りたいって思ったように、ながれちゃんも命懸けで戦ってくれた。」
流剣「当たり前じゃない。」
剛拳「ありがとう。」
流剣「・・・・。」
流剣「アイツにさ」
剛拳「うん?」
流剣「片方が死んだだけだって言われたとき、実は動揺しちゃった。」
流剣「結局大切な友達とかなんとか言いながらも、自分を守ってただけなのかな・・・。」
剛拳「どうでもいいじゃんか。」
剛拳「だって、仲良しなんだもん!」
流剣「・・・・単細胞。」
剛拳「うるさいな!思ったもん勝ちなんだよ!」
流剣「そっか・・・。そうよね。」
剛拳「もう二度と、ながれちゃんを置いて命を投げ出したりしないよ。約束。」
流剣「ええ。なにがあっても」
剛拳「ふたりで」
流剣「ひとつ」
End
【美容院券16枚】
【制作9時間】
間にYouTube休憩をはさみながらやるから時間を食うんだよ俺のバカタレ!