流剣「ねえ、本当にこれってそんなにすごいことなの?」
剛拳「なんだよなんだよ澄ましちゃってさ!腹パンにはしゃげないなんて、シルファー族の名が泣くぞ!」
流剣「だってそんなのやったことないし・・・。」
俺「まあまあ、ごーちゃんや。価値観の押し付けはよくないさ。ながれちゃんはお前がガサツなぶん、女の子らしさを重視したキャラ設定にしてあるんだから、なかなか腹パンを理解し難いのも仕方ないさ。」
剛拳「そうだよね!最近なんかはその女の子らしさがますます出てきたよね!」
流剣「は?なにいってんの?」
剛拳「たとえばぁ・・・(ニヤァ)」
剛拳「涙もろくなったよね!ぐすっ・・・もうごーちゃんに会えないかと思ったぁ・・・っ!」
流剣「ち、ちょっ!やめなさいよ!しかも顔笑ってるじゃない!ムカつくわね・・・!」
剛拳「えー?かわいいのにねぇ?」
流剣「別に可愛くなんかないし・・・。」
俺「ほらほら、その辺にしときなさいよ。ながれちゃんもごーちゃんのためを思って泣いちゃうんだもんね!」
剛拳「アハハハハ!なんだかんだ言いながらもプレイヤーくんも追い討ちかけてんじゃん!」
俺「いや、そんなつもりは・・・」
流剣「だ、だって!」
俺「ん?」
剛拳「うん?」
流剣「だって・・・」
流剣「ごーちゃん死んじゃったら・・・やだもん。」
(かいしんのいちげき音)
俺「ながれちゃんお前・・・そういうとこやぞ。」
俺「ほら、ごーちゃん。いつまで泣き真似を・・・」
俺「!!」
俺「こ、こいつ・・・」
俺「恥ずかしさか嬉しさか、気絶してやがる!!てかさっきのかいしん音お前かい!!!!」