剛拳(しかしまぁ・・・、女の子って感じだなぁ。)
流剣「あのさ。」
剛拳(クリスマスや正月といい、結構なに着せても似合うんだよな・・・。これで本当に私の一部なんだろうか?)
流剣「あのさ!」
剛拳「へっ」
流剣「なにしてんのよ、さっきから。」
剛拳「なにが」
流剣「なにが?じゃないわよ・・・。」
流剣「そんな口開きながらジロジロと見続けて、なにが?じゃないでしょうに。」
剛拳「ああ、ごめん」
剛拳(てことは本来私にもこんな一面が?女の子言葉を使う一面が?)
流剣「というか普段戦ってばかりなのに、こんな二人で歩き続けて楽しい?」
剛拳「んー、そりゃあ」
剛拳「ながれちゃんと一緒なら楽しいに決まってるよ」
流剣「えっ・・・・・って」
流剣(なんて心ここにあらずみたいな感じで言うのかしら、この子。)
流剣(でも毎回こういうことをストレートに言うのよね。だから嘘ではないって思いたいけど・・・)
剛拳(私が、◯◯◯わよ。◯◯◯なのよ。って!?)
流剣「そ、そう。だったら私も・・・」
流剣「楽しまなきゃ損よね!」
剛拳「うえぇ・・・。気持ち悪ぅ!!」
流剣「はぁ?」
剛拳「あっ、違っ」
流剣「誰に向かって言ってんのよ!!!」
剛拳「いや、違います!違うんです!!」
つづく
補足
【あくまで男勝りのシルファーだが、その中の少ない女性らしさが、分離した流剣ちゃんに与えられている。】という設定。