邪千光「僕は攻撃も防御も完璧サ。」
邪千光「この無敵の鎧を砕けるカイ?」
千光「・・・・・。」
千光「いやあ、哀れ哀れ。」
邪千光「?」
千光「最強、無敵。それがあなたを表す言葉ならば、詰んでますよ。あなた。」
邪千光「なにィ?」
千光「確かにあなたは強い。ですがそれだけのこと。」
千光「最強とは最も強いと書く。無敵とは敵がいないと書く。ですがあくまでそれは、より強い者が現れるまでのかりそめの1位。」
千光「私の力は無限。光ある限りどこまでも強くなれる。」
邪千光「どこまでも、だと?」
千光「光とは、誰かを想う心が、誰かが進む勇気が。広がり、繋がり、大きな力となる奇跡。あなたのような学習しない独りよがりの偽物には、決してたどりつけないものです!」
邪千光「バカめ。強さに一人も二人もあるものカ!」
千光「ならば受けなさい。」
千光「諦めない私たちの絆が生み出す光を!一人じゃダメでも二人なら!補い、助け合い、信じ合う強さを!奥義っ!」
千光「ゴッドスマッシュ!!!」
邪千光「ぐぬぅっ!強さにに真も偽物も・・・!違いなどあるものカッ!」
千光「人の心を操り、悲しませ、そんな姑息なあなたに私が負けるはずがありません。」
邪千光「・・・くぅっ!まさかこれほどとはネ。だが、こちらも退くわけにはいかないからネ!」
つづく