【未曾有の大嵐、直撃当日】
『グヘヘヘ・・・!』
巨人「弱々しい大陸など、私が起こす嵐で軽く壊してあげましょうねぇ。」
巨人「・・・・?」
流剣「予想以上に凄まじいわね。でも負けないわ。覚えた舞を信じるだけよ。」
巨人「おやおやおやおや。扇で嵐を止めよう、というわけですか。だがしかし無防備きわまりない。こちらから邪魔してやりましょう。」
『おい・・・!』
巨人「むむ?」
巨人「なんです?あなたは。」
剛拳「姫の護衛だよ。まさかモンスターが嵐を起こしてたとはね。」
巨人「フフフッ。それを知ったからなんだというのですか?」
剛拳「舞の邪魔はさせねぇよ。」
巨人「ほほーう?ではやってみるといい。やれるものならね!グフフフ・・・!」
剛拳(バカ・・・。だから危険だって言ったのに!)
流剣「いきます!」
つづく