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負けずぎらい

シルファー

[シルファー]

キャラID
: PM604-476
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 130

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シルファーの冒険日誌

2023-04-06 00:13:25.0 テーマ:写真活動

もしもわたしが。【3/6話】


剛拳(まあ仕方ないから、この姿で少し話すか。)

『それより、なんか考え事してたみたいだけど。悩みがあるなら聞くよ?』

流剣「いや、悩み以前に、見ず知らずの人に悩みを・・・」

『また転んだら大変だろ?』

流剣「うっ・・・痛いとこつくわね。」



流剣(まっ、せっかくだし聞いてもらおうかしらね。)








・・・・・







流剣「・・・・・ってわけ。まったくなに考えてるんだか。好きならまだしも付き合うなんて、どこまで誇張表現していく気よって思うわよ。」

剛拳(めっちゃ私のことで悩んでんじゃん・・・。でも、誇張・・・か。)

流剣「女同士なのに、付き合うなんて言う?普通。」





『いやー。びっくりだなー。』

流剣「えっ?」 

『誰かと思えば剛拳の話かよ。俺アイツと知り合いなんだぜ。』

流剣「あの子に男の友達なんていたかしら・・・?しかもそっくりだし・・・。」

『そんでまた偶然。アイツから同じように悩みを打ち明けられたのよー。今のと同じような・・・ね。随分凹んでたぜ?ぎこちない態度で解散しちゃったな、ってさ。』

流剣「・・・・だ、だって言い出したのはむこう。」

『だから同じく聞いてきたんだよ。話を聞かれたことを気にしてんのかって。そしたらさ・・・』

流剣「・・・・。」

剛拳「気まずくなったのは気にしてるけど・・・でも後悔はない。」

流剣「えっ?」

剛拳「確かに付き合いたいは大袈裟だよね。でもそんな言葉が出ちゃうくらい嬉しいんだ。ながれちゃんといられる毎日がなによりも。」

剛拳「だって私はながれちゃんと会う前は・・・」
















剛拳「ひとり、だったから。」




つづく

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