【三時間たって戻りたいと思ったなら、記憶は消えるよ。ハチミツ食べたいなあ。】
少年「おねえちゃん、この前のはなしー。」
流剣「あら、なんだったかしら?」
少年「ごーけんにいちゃんと、付き合ってるのー?」
流剣「ふふっ、そうねぇ・・・。」
流剣「まあ、なくはないかな。なーんてね♪」
剛拳「えっ?」
流剣「えっ?ごーちゃん!?」
剛拳「・・・・・。」
流剣「・・・・・。」
少年「わくわく。」
剛拳「いやぁー。」
剛拳「参っちゃうなー。ながれちゃんがそこまで想ってくれてたなんてなー。それにながれちゃんって恋愛話とかキョーミあるんだー?」
剛拳「あとで少女マンガでも買ってこようか?ん?あれあれー、怒っちゃったかなー?アオハルな話を聞かれて恥ずかちかったのカナー?」
(ドゴォォン!!!!)
剛拳「いってえ!!!」
流剣「あー馴染むわね拳が!アンタの頭にちょうど!」
剛拳「なにすんだよ暴力女!!」
流剣「うるさいバカ!大っ嫌い!!!」
流剣「あーあ!ゴウくんと付き合っちゃおうかなー私!かっこよかったし!」
剛拳「えっ?誰それ!?私知らないよ!?」
流剣「別にアンタに教える必要ないじゃない!」
剛拳「だ、ダメだよ!」
流剣「なにがダメなのよ!」
剛拳「ダメなものはダメなの!」
流剣「だったらアンタもゴウくんみたいに素敵になりなさいよ!」
少年はついに恋愛話をうやむやにされてしまったが、変わりに尊さを深く学んだのだという。