まあいいや、寝ちまおう。
シルファー「どうせまたひょっこりウザく付きまとってくんだろ・・・。」
そうだといいな、なんて思っちまう自分が悔しい。
・・・・・・
・・・・・・・・
『シルファーちゃん。』
『シルファーちゃん!』
んぁ?
シルファー「なに・・・?ゆめ?」
千光「私くらいになれば、夢の中に入るのもイージーね!」
シルファー「マジで夢の中かよ・・・。ほんとバケモンだな。」
千光「美少女に向かってバケモンはヒドイデスネー!」
シルファー「自分で美少女言うな・・・。で、なんの用だよ?」
千光「Oh、そうデシタ!突然いなくなってソーリーデース。」
シルファー「ほんとに消えたのかよ・・・。で、なにしてんの?」
千光「プレイヤーの都合により、封印を言い渡されたのデース!」
シルファー「プレイヤー・・・?封印・・・?なんだそりゃ。この学園の生徒じゃねーの?」
千光「・・・・・私は光が押し負けそうな時にこそ現れる者。休暇でこちらに来ていましたが、いつの日か、ホントにいつの日か・・・私がアナタの前に本当の姿を現す時が来たなら・・・。」
千光「アナタもこの世界も、最強の私が守り抜いて見せますから。」
シルファー「ちょっ・・・よくわかんねえよ!ここは平和な学園なんだろ!?」
千光「フフフ・・・もしも、デス。では。」
シルファー「お、おい!!」
シルファー「んだよ・・・。」
千光「追伸・チートだから出番をなくすなんて納得いかないです。」
シルファー「諸事情バラしてんじゃねえよ!!!」
・・・・・・・・
シルファー「父さん・・・。」
父「ん?なんだ?」
シルファー「強さって、なんだろう?」
父「どうしたお前!!!」
おわり