剛拳「お着替え警察さん、消えちゃうの!?」
流剣「ていうか、そもそもなんでごーちゃんの姿をしているの?」
剛拳「最近よくごーちゃんって呼ぶよね」
流剣「黙ってなさい」
警察「そうだなあ、まずは私の正体から話さなければいけないな。」
流剣「正体?」
警察「私はレンタル衣装期間中だけ限定で、お着替えの楽しさを普及するために現れたのさ。だがその意志だけでは人の前に姿を現せない。そこで・・・」
警察「お着替えを渋る少女に対し」
警察「その楽しさを教えたい少女を発見し、君のベースにして姿を借りさせてもらったのさ。」
流剣「だったら他の人でもよかったんじゃ・・・」
警察「フフフ。君たちは、渋る者と勧める者。この5日間君たちを観察していれば水色の君も興味を持ち出し、いまだに渋る他の者たちへも希望を見いだせるんじゃないかと思ったのさ。」
警察「だがいまだに水色の君はそこまでレンタル衣装を好きになりきれていないようだね。」
剛拳「着るまでが長いんだよね」
流剣「うるさいわね!」
警察「このままでは楽しいお着替え衣装もなかなか普及していかない。そこで最終日の今日、君たちにお別れを言いに来た。」
警察「私のお着替え大好きパワーを世界中にばらまいて、無理矢理普及させてからね!」
剛拳「!?」
流剣「なんかヤバイこと言ってるわよ!」
警察「さすがにそこまでの力を使えば、存在も維持できなくなる。まあ期間限定で現れたんだし、構わないがね!」
剛拳「あーあ。ながれちゃんがお着替え好き好きにならないから。」
流剣「人のせいにすんじゃないわよ!」