【プレイヤーさんへのお礼に、キラキラ大風車塔をプレゼントします。現地まで来てください。】
俺「手紙のとおりに来たけど・・・つ、疲れた・・・。シルファーと違って俺は電車なんだからよ・・・。てか、なんかくそでかいスケールの発言してたし、プレゼントもなにも」
俺「これじゃあ暗くてなにも見えないしなあ。でも千光ちゃんならなんでもやりそうで怖いんだよな、チートだし。でも犯罪になりそうなことだけは・・・」
『プレイヤーさぁーーーーーーん!!!!』
俺「んぁ?空の方から聞こえてくるぞ?まさかマジでなぎ倒してプレゼントなんて・・・。」
俺「これじゃなにも見えないぞーーーーっ!!!」
『任せてくださぁい!!いきますよーーーっ!!!』
俺(犯罪だけは・・・犯罪だけは・・・)
俺「はん・・・」
その瞬間、俺は目を疑った。
遠くで見馴れた技が大風車塔の前を横切ったかと思えば、そこからはまさに彼女が起こした奇跡。
まるでヒマワリの花が咲いたかのように、夜がみるみる明けていったのだ。
千光「これがっ!本当のっ!キラキラな大風車塔ですっ!!!」
俺「す、すげえ・・・。綺麗だ。風車塔も、そして」
一瞬空を駆けていった可愛らしい神様も。