王子「おーい、そこの水色のきみー!」
争いを好まないシルデレラに興味をもった王子様は、シルデレラとの会話を試みます。
シルデレラ「は?なによ。」
王子「きみはこの武闘会を勝ち抜いて、僕との婚約を勝ち取りたいとは思わないのかい?(建て前だけどね・・・。)」
シルデレラ「べつに?私は無理やり連れてこられただけだもの。結婚なんかより明日の献立よ。」
王子(おお・・・。争いを好まないその心、ますます興味深い!)
王子「そうだよね。戦いなんて血生臭いだけだもんね。」
シルデレラ「まあ、そうね?あぁ、でもね・・・」
シルデレラ「っ!?」
シルデレラ「ねえ!うしろっ!!」
王子「えっ・・・?」
王子に近づくためにと強さを示す参加者たちの狙いの的になっているサンドバ・・・サタンは、生意気にも怒り狂っているみたい。
サタン「まったくどいつもこいつも、勝ち抜きだの王子との未来だの・・・頭にきたッスよ!八つ当たりマヒャデドス!」
王子「う、うわぁっ!!」
シルデレラ「王子っ!」
シルデレラ(なんとかしなきゃ・・・なんとかしなきゃ・・・って!私、剣なんか使ったことないじゃない!ああもうっ!)
シルデレラ「包丁みたいな感覚で大丈夫かしらねっ!!」