流剣「こんにちは。」
看護婦「・・・毎日熱心なのね。」
流剣「たとえ可能性がゼロに近くても、諦めたくありませんから。」
看護婦「そんなあなたにこれを言うのも酷だけれど・・・」
看護婦「もはや彼女の症状、NMS(ながれママ症候群)は絶望的な状態よ。毎日、毎分、あなたをママと信じてしまっているわ。」
流剣「・・・っ!」
流剣「治す方法は・・・?」
看護婦「もう・・・。」
流剣「そんなっ・・・!」
【えへへ!ながれちゃん!いこう!】
流剣「もう元へは戻れないの・・・?」
ドクター「・・・キミ。」
看護婦「ドクター!」
ドクター「どうしてこうなるまで放っておいたのだ!こうなることは予測できただろうに!」
流剣「・・・・。」
流剣「は?予測できたら苦労しないでしょ、こんなアホな病気。ぶっとばすわよ?」
ドクター「な、なんだその豹変ぶりは!まさか彼女もなにかの症候に・・・」
看護婦「ドクター。彼女は正常です。」
ドクター「うそぉ!?」
流剣(とにかくあの子に顔を見せてきましょう。)
『ハチミツなめたいなぁ!ハチミツなめたいなぁ!ハチミツよこせよぉ!』
流剣「あっちの部屋からだわ。あんな変な症状もあるのね・・・。」
流剣「おっといけない。私が行くべきはこっち。」
(ガチャッ)
剛拳「あっ!ながれママァ!」
流剣「・・・・。」