【この瞬間だけは。】
トロル「ぐへへへ!ざまあねえなぁ女ァ!ノコノコと魔界の辺境に踏み入りやがって。ここはお前みたいなザコはエサでしかねぇんだよォ!」
剛拳「ぬゥッ・・・・!!」
トロル「それともなにかァ!?お前、自分がそんなに強いとでも思い込んでんのかァ?笑わせるぜザコがよォ!」
剛拳「・・・・・んな、わけねぇだろうが。」
トロル「あァ?」
剛拳「私も武闘家のハシクレ・・・。自分が誰より強いなんてオゴるほどバカじゃねえ。」
トロル「(こいつ、まだ喋る気力が・・・。)チッ!だったらそんな雑魚は今ここで・・・」
剛拳「・・・・っ!!」
剛拳「だらぁっ!!!」
トロル「なぁっ!?」
剛拳「上には上がいる、そんなことはわかってる。」
剛拳「それでも私が倒れたら、涙まで流して悲しむ人がいるんだ・・・!大切な人を笑顔でいさせるためなら、私は・・・。」
剛拳「誰にも負ける気はしねぇ!」
トロル「こ、コイツ・・・。爆発的に増した・・・なんだ?殺気!?」
剛拳「さぁ、テメェに文字通り・・・本当の強さってやつをこの手で叩き込んでやるぜ!!!」