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負けずぎらい

シルファー

[シルファー]

キャラID
: PM604-476
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 130

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シルファーの冒険日誌

2023-08-12 19:24:44.0 2023-08-12 19:25:33.0テーマ:写真活動

劇場版シルファーズ3【Re・birthday】(6)


剛拳「だらっしゃあっ!!」


黒服「おや、怖い怖い。やはり接近戦はなかなかだね、キミ。」

剛拳「・・・・・。」

黒服「・・・・・・ククク、ばれたかい?」

剛拳「ったりめーだ!」



剛拳「さっきからそっちは防御ばかり。なにを狙ってるかは知らねーけど、イライラすんだよ!」

黒服「ククク・・・なあに。どうせキミはもう攻撃できやしない。」

剛拳「はぁ?」



黒服「あのマチからどこまで聞いたかは知らないが、ボクは彼女が幼い頃、暴走した魔力に不覚をとってから、それはそれは長い月日をかけて彼女を騙してきたのさ。魔力を少しずつ吸いながらね。」

剛拳「だったらなんだ。これ以上好きにはさせねーぞ。」

黒服「ばぁか。好きにできないのはそっちなんだよ。」

剛拳「・・・・?」


黒服「長い月日、彼女から魔力を奪うのと共にもうひとつ、彼女の心を蝕んできたのさ。ばれないように、ばれないように。」

剛拳「心だって?」

黒服「実際、彼女は自身の魔力をふりしぼって抵抗しているが、遠くにいてもたまにボクの方から操れるわけなんだよねぇ。」

剛拳「テメェ・・・マチを道具みたいに!」

黒服「道具みたい、じゃなくて道具なんだよ!もうすぐ蝕まれた彼女の心は制御しきれなくなり、彼女の体ごと魔力をすべてもらっていく!それまでマチをどう使おうがボクの勝手だろう?」


剛拳「許さねぇ・・・!」

黒服「おおっと。言っただろう?マチは僕の操り人形だ。キミが僕に攻撃する瞬間、ボクはマチを操ってお友だちの水色を攻撃しちゃうよ?あの水色はまだマチを信用してるからやりやすいねぇ!」

剛拳「・・・・本当に反吐が出る汚さだな。」



黒服「なんとでも言いなよ。ほら、動けないならこれでもくらいな!」

剛拳「!!」


黒服(ま、赤いのが攻撃しようがしまいが、マチを操ってやるがね!)



剛拳「っぐああああーーっ!!!」

黒服「ハッハッハッハッハ!!!」


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