俺「2階はふたりの部屋を分けているぞ!」
剛拳「えー!?部屋はひとつでいいのにー!」
俺「せっかくしっかりした家に住むんだから、部屋も2人分あったほうがいいだろう?なあ、ながれちゃん。」
流剣「まあ、確かにそうよね。」
剛拳「ながれちゃんまで!?2対1なら仕方ないな・・・。」
俺「今はざっくりだけど、とりあえず君らの色で部屋を分けてるぞ。小箱とかぬいぐるみの色とか。」
剛拳「ほー。」
流剣「なるほどね。」
流剣「・・・・・。」
俺「どしたの、ながれちゃん。」
流剣「いや、まあ。あのね、プレイヤーさん。もしよかったらなんだけど。」
俺「おう」
流剣「私、赤いぬいぐるみのほうの部屋が」
剛拳「私、青いぬいぐるみの部屋がいいな!!」
流剣「・・・あっ。」
俺「え、なんで?」
剛拳「だってなんかこのほうが、部屋が分かれててもながれちゃんが近くにいる感じするもーん!」
流剣「・・・・。」
俺「えっと、まあいいけど。ながれちゃんも逆を希望してるみたいだしね。ふたりとも同じ理由かあ。」
流剣「えっ、私は別に!」
剛拳「ながれちゃんはあれだよプレイヤーくん!アザラシ!」
俺「アザラシ?」
剛拳「ながれちゃん、前に私に隠れてアザラシぬいぐるみにダイブしてたもん!お気に入りなんだよねー!?」
俺「ああ。そんなこともあったねー。それで部屋交換かい、ながれちゃんは。」
流剣「あ、うん・・・まあ」
流剣「そんなところよ。」