悪魔「フン、貴様との腐れ縁にも飽きてきたところだ。いよいよケリをつけてやろうではないか。貴様の故郷である天界でな!」
天使「えっ・・・。どうしてわざわざ相手の土俵で戦いたがるのよ?アンタが言い出しっぺなら地獄で決闘とか言いそうなのに。」
悪魔「フッ、あとで言い訳されても困るからな。あえて貴様の有利な地を選んだまでよ。」
天使(本当かなぁ・・・。さては)
天使「ねえ。」
悪魔「なんだ。早くも言い訳をしておくつもり・・・」
天使「もしかして天界、言ってみたいの?」
悪魔「・・・・・。」
天使「・・・・・・・・えっ、図星」
悪魔「馬鹿も休み休み言うんだな!フッ!地獄よりの使者であるこの悪魔が天界を見たいなど、モグラが太陽を見たがるようなものだ!」
天使「あ、そう。」
悪魔「・・・・・・。」
天使「・・・・やっぱり行きたいんだ?」
悪魔「違うと言っている。」
天使「あ、そう。」
天使「じゃあ仕方ないわね。」
天使「アンタのご要望どおり天界で決着を」
天使「・・・・・。」
悪魔「・・・・・。」
悪魔「なにか言いたげだな。」
天使「どのツラ下げて言ってんのよ。」