流剣「・・・・・・。」
流剣(眠れない・・・。)
流剣(素直に怖いって言えばよかったかのな・・・でも笑われそうだし・・・。)
流剣「ああもう!こんなんじゃキリがないわ!目を閉じてればきっと眠れる・・・はずよ。」
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
「よーーーーーーい!!!」
「しょっとぉ!!!!」
ズドォーーーーーーン!!!!
流剣「ひいっ!?何!?なにが起きたの?なにが出たのっ!!?」
流剣「って・・・・。」
流剣「ごーちゃん!?」
剛拳「んー?」
流剣「なんで急に隣にベッド・・・アンタが馬鹿力なのは知ってるけど、それにしたってなにしてんのよ!?」
剛拳「・・・・・・。」
流剣「ね、ねえ?」
剛拳「さっきのテレビ番組、怖かったからさ。今夜はながれちゃんと一緒に寝られたらなって思ってさ。さすがに一緒のベッドは嫌だろうから、ベッド持ってきた。」
流剣「持ってきたってアンタ・・・。」
剛拳「ながれちゃんも怖かったんでしょ?」
流剣「わ、私は別に・・・。」
剛拳「怖かったよね?」
流剣「別に・・・」
剛拳「ああもう!素直じゃないなあ!」
剛拳「じゃあもうなんでもいいからほら!こっちおいでよ。怖がりな私のために一緒に寝てくださいな!」
流剣「う、うん。」
剛拳「もう・・・。」
流剣「・・・・。」
流剣(戦う時はもちろんだけど、普段もよくふざけたがる割に肝心な時はそばにいてくれるのよね。それに・・・・。)
流剣「素直じゃない、か。」
剛拳「?」
・・・・・・・・
『ねえ、ほら見ててよながれちゃん!今からこの友人が豹変するに決まってるんだから!』
「や、やめてよもう!」
・・・・・・・
流剣「ねえ。」
剛拳「なに?」
流剣「お互い様ね。」
剛拳「なにが?」
流剣「ふふっ。ないしょ♪」
剛拳「???」