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負けずぎらい

シルファー

[シルファー]

キャラID
: PM604-476
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 130

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シルファーの冒険日誌

2024-04-22 21:59:30.0 テーマ:写真活動

書きたかった小話【エモかった話】


流剣「はぁっ・・・はぁっ・・・!ごーちゃんとケンカして一人でクエストに来ちゃったけど、想像以上だわ。天界ってこんなのがゴロゴロいるのかしら・・・。」

ハデスナイト「ギャハハハハハ!単身で乗り込んできてバカなヤツだ。そういうのを、身の程を知らねえって言うんだぜェ!?これで終いにしてやらァ!!」


流剣(身の程を知らない・・・か。そうよね。なんで意地を張ってたった1言、一緒に行こうって言えなかったのかしら・・・。ごめんね。ごーちゃ・・・)







『待てや・・・!』










剛拳「コラァ!!!!」

ハデスナイト「なっ、なんだ貴様は!?この水色の仲間かぁ!?」

剛拳「どけよ。テメェに用はねぇ。」

ハデスナイト「あァ!?」


流剣「ごーちゃん・・・どうして?」

剛拳「ながれちゃん。私、怒ってんだかんね。」

流剣「・・・・。」


流剣(わざわざ怒りをぶつけに来たのかしら。考えてみればそうよね、ケンカしたんだもの。)

ハデスナイト「ギャハハハ!仲間割れかよ!なら俺様は高みの見物と・・・」

剛拳「黙ってろ!!!!」

ハデスナイト「ひっ!?」


流剣「いいわよ、ほら。ぶっ飛ばしにきたんでしょう?あんな悪魔にやられるくらいならマシだわ。」

剛拳「そんなことしないよ。ながれちゃんが傷つくのは私も辛いもん。」

流剣「だったら何しに」

剛拳「だから!ながれちゃんが一人で勝手にクエストに出たのを怒ってんの!!なんで一緒に行こうとしなかったの!?」

流剣「それは今私も思ってたところよ・・・。でもケンカしちゃったから・・・」

剛拳「いい?ながれちゃん。」

流剣「えっ?」





剛拳「ケンカならたまにすることだってあるかもしれない。この先のことを考えればまた何回もあるかもしれない。」

剛拳「でもいいの。それでも私、ながれちゃんと一緒にいたいから、何回ケンカしたっていい。でもながれちゃんの体はひとつしかないんだよ?」

流剣「あっ・・・。」

剛拳「そりゃあ素直になれないときもあるかもしれないけれど、絶対に一人で無理はしないで。」




剛拳「ながれちゃんにはいつだって私がいるってこと、忘れないでよ。」

流剣「ごーちゃん・・・。」


流剣(普段ふざけてばかりいるのに、いざというときはとても頼りになる。強くて優しい私のパートナー。)


剛拳「わかった?」

流剣「うんっ。」







剛拳「あと、もうひとつ。」

流剣「なあに?」









剛拳「今の、ながれちゃん的にちょっとキュンキュンしちゃった感じですか?」

流剣「その発言さえなければね。」





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