剛拳「ぐすん・・・ながれちゃん・・・。」
ガチャッ
『ただいま』
剛拳「!!」
『ごーちゃん、寝てるの?』
剛拳「ながれちゃん!あのね!!」
流剣「大丈夫よ。しっかり勝って帰ってきたわよ。」
剛拳「そ、そう。よかったね!」
流剣「入るわよ。」
流剣「すいぶん不安そうにしてたみたい・・・・」
流剣「いや。」
流剣「不安そうなふりをしていたみたいね。」
剛拳「!!?」
剛拳「や、やだなあ。私は本気で」
流剣「話は大体エラガンちゃんから聞いたわよ。」
【実は、少々面倒なことになりまして・・・、剛拳さまが1日中、悲劇のヒロインごっこをしているのです。我々も巻き込まれて大変で・・・・・(まあアウィンは遊んで付き合ってたようですけど。)】
剛拳「・・・・。」
流剣「ごーちゃん。私、朝言ったわよねえ。」
流剣「今日は激安バーゲンセールの日。アンタを連れてくといつもふざけてばかりで集中できないから良い子にお留守番してなさい、って。」
剛拳「・・・・。」
流剣「お留守番中にもトラブルを起こすなんてたいした才能ねぇ。」
流剣「なんとか言いなさいよ。悲劇のヒロインさま?」
剛拳「さっ・・・」
剛拳「寂しかったろ?一緒に寝てやってもいいんだぜ?」
剛拳「なんつって。」
ドゴォォーーーーン!!!!
アウィン(ピクッ!?)
剛拳「いてえええええーーーーっ!!!!」
前編の1枚目から、「あ、コイツまたふざけた日誌書いてるな。」と察せた人がいると信じたい。