【とある朝】
流剣「ごーちゃーん。まだ寝てるのー?」
(ブツブツ・・・)
「私はこの服が・・・」
『でも夏だし半袖のがさ・・・』
剛拳「そうだよねー。派手すぎず、それでも青いお空が似合うようなさー。」
俺「じゃあこれとか・・・。」
剛拳「おお!いいね!」
流剣「・・・・・。」
流剣(そういえばプレイヤーさんが遊びに来てるんだったわね。ドレスアップの話をしてるみたいだし、ごーちゃんもたまには女の子っぽいことするのね。)
流剣「ちゃんと水分とご飯食べるのよー?」
剛拳「あっ!ながれちゃん!イメージ固まったからメギスいこうよ!」
流剣「あら、早かったわね。ふふっ・・・アンタがどんな変身するか楽しみね!」
俺「じゃあ俺は、うぇぶまねいで衣装を買っておくよ。」
剛拳「うん。色のお花は私が!」
【お店にて】
店員さん「お客様、お決まりですか?」
剛拳「んー。ねえながれちゃん。ちょっとこれさ、やっぱりどれがいいかな?」
流剣「ええ?」
流剣「なによアンタ。ちゃんとイメージ固めてきたんでしょう?私に聞いてもたいして役に立たないわよ?」
剛拳「・・・・・・。」
流剣「どれで迷ってるの?」
剛拳「・・・・・・。」
流剣「ねえ、聞いてる?考えるのはいいけど、ごーちゃんの意見も・・・」
剛拳「ながれちゃん。」
流剣「え?」
剛拳「あとで謝るから!」
(ドスッ!!)
店員「お、お客様!?」
流剣「うぐっ・・・ご、ごーちゃん・・・?」
剛拳「店員さん!この水色の髪の子に、これとこれとこれを、この色で!」
店員「は、はあ。」
流剣「アンタ・・・・最初から、このつもり・・・で・・・。(ガクッ)」
剛拳「ながれちゃんが素直に着るとは思えないからね。」