千光「規則だ、マナーだとばかり・・・あなた、神様にでもなったつもりですか?」
【ピピッ。海に入る前は準備運動。着用は水着オンリー。それをしっかり守らせるために、私というビーチの神が必要なのだよ。】
千光「ふざけたことを。誰にだって権利、自由はあります。あなたはそれを最初から縛り付けて・・・人は失敗して気づく生き物です。最初はどうやって痛い目を見ようが、そこから気づけば良いだけのこと。それが成長です!あなたがなにもかも監視する必要などありません!」
【ピピッ。馬鹿め・・・なにが自由、なにが権利だ。それを私一人で裁いてやろうというのだ。感謝するがいい。】
千光「あなたには聞こえないのですか?この砂浜に満ちる心の嘆きが!」
はやく海に入りたいよー!
濡れてもいいから、自分の衣装で泳いでみたいわよね!
スイカ食いてー!
あの笛うるせーよなー!
【ピピッ・・・身の程も知らない奴らめ。わざわざ自分の身を滅ぼしてどうするか?】
千光「笛も、裁きも、監視も必要ありません。この海でのマナーは、みんなが気づき学んでいくものです!」
【ピピッ。ビーチの神に抗うか。ならばよかろう。まずは貴様から消さねばいかーーん!!!】
このお話は当然フィクションです。