シルファーの冒険日誌

俺「はぁ・・・。落ち込んでるとはいえ、千光ちゃんに悪いことしちゃったなあ・・・。あとで謝り、」

（ｶﾞﾁｬｯ）

俺「！？」


千光「プレイヤーさぁん！！！」

俺「あっ、おかえり。」

千光「お帰りじゃないですよぉ！街中で子供にバカにされて散々でしたよ！こんなことになるなら着なければよかったですぅ！」

俺「ご、ごめんごめん！・・・・でも、さては。」

千光「なんです？」


俺（さほどバカにされる外見にも見えないけど・・・）







俺「ああ！多分そうだわ！あっはっはっは！！」

千光「な、なんですか・・・。」

俺「千光ちゃん、暗い顔しながら歩いてたろ。」

千光「ウッ・・・・、否定しきれません。」

俺「せっかく良い衣装着てるのに、暗い顔してたら良い印象ないぞ？」

千光「だ、だってなんかつまんないから・・・。」


俺「そうだったよなあ。ごめんなぁ。でも俺から見れば、よく似合ってると思うよ？」

千光「えっ？」




俺「最初に今回の衣装の広告を見たときは、いつもの千光ちゃんに似てる感じだから微妙かなって思ったけど。」

千光「まあ、たしかに。足が出てるあたりとか。」




俺「でもいざ着てみたら良い感じじゃん！似合ってる似合ってる！」

千光「ほ、ホントですか！？」

俺「ごめんなあ。せっかく大事な日にひとりにさせちゃってな。」

千光「いえ・・・。プレイヤーさんは気分いかがですか？」

俺「それがさ・・・。」

千光「やっぱり、まだ？」














俺「いや、なんかいつの間にか元気もらえちゃったな。ありがとう千光ちゃん！」

千光「え・・・えへへへ！褒められちゃったです！」










マイナスと、マイナス。掛け合わされば、きっとプラス。