「おっすー!です。少年!」
「あっ。」
千光「久しぶりですねー、少年。」
少年「うん。久しぶり!金髪のおねーちゃん!」
千光「今回もレンタル衣装を見せびらかしに来ましたよ!」
少年「う、うん!」
少年「まっ、まあフツーくらいかな!」
千光「おー。カラクチですね少年!」
少年「まあね!」
クスクスクス・・・。
千光「?」
少年「・・・・なんだよかーちゃん。こっち見て笑ってさ!」
母「いや、ねえ。千光ちゃんって言ったかい?」
千光「はい!」
母「この子ったらねえ。」
母「何回かアンタに会ううちに、次はいつ会えるかなっていつも楽しみにしてたもんさ。」
少年「かっ、かーちゃん!」
千光「おやおや。そうでしたか。間を空けてすまなかったですね。少年!」
少年「い、いいよ!別にその・・・ああもう!かーちゃん黙っててよ!」
母「はいはい。フフフ。」
俺(ほうほう・・・。まあ黙ってれば可愛いしな。千光ちゃん。黙ってれば。)
千光「それで少年。」
少年「な、なにっ!?」
千光「私、とても気になるのですが。」
少年「うん。」
千光「いまのかーちゃんさんのお話によれば、私に会うのが楽しみだったようですが・・・。」
少年「だ、だからそれは別に・・・!」
千光「少年。」
少年「な、なに。」
千光「私に会うと、なにか良いことが起きるんですか?」
少年「・・・・・。」
母「・・・・・。」
俺「お母さま。自分たちはこれで。」
母「あっ、はいよ。また来ておくれ。」
俺「帰るぞ千光ちゃん。」
千光「えー、まだ」
俺「帰るよ!」
千光「はーい。」
俺「少年。先は長そうだが、頑張れよ!」
少年「う、うん。」
俺「じゃあな!」
俺「はぁ・・・・。お前はバカだなあ。」
千光「なんでですかっ!!!」