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復帰した日に、コンシェルに挨拶にいったら、カジノチケットを一山ドサっと渡されました。
カジノかあ。
気が進まないなあ。
ネトゲではないドラクエでも、カジノはほぼしません。
必死でためたゴールドが、一瞬にしてのまれるとか、もうね、あーた、意味がわかりませんわよ。
(ドラクエさんのカジノは、プログラム内部で、けっこうズルをしているしね)
わたしは、カジノ景品にルーラストーンがあるのが、もう、本当にいやでした。
カジノをやらずにルーラストーンをとるために、カジノコインチケットを必死であつめて、ヒスイの宝箱もいの一番に開けたのがカジノコインチケット金の入った箱でした。
ビンゴはよかった。リスクなしで、ちょっとうれしい程度のリターンがあって。これはOKだったんだけど、ただ、プレイがだらだら長くて、しんどかったですよね。
ところで、ちょいと話を聞くに、「すごろく」がいつのまにか実装されているらしい。
すごろく……。
これもなあ。
ドラクエのすごろくは、リスクはないけれど、疲れるのです。
こんどこそ。って思いすぎるから。
次こそ、ゴールできるか、できないか。
思い入れちゃって、はらはらしすぎて、大変なの。
「すごろくのコマの中にしかないお店でしか買えないレア武器」とか、そういうのほんとにやめてもらいたかった。
でも、いちおう、一回だけやっとこうかなと思って、あまり足をふみいれたことのないラッカランのカジノに行きました。すごろくやってみました。
……いや、これおもしろい。
これは、よかった。
4人で突入して、ターンバトルをするという形式が、とってもドラクエになっている。「ターンバトルのドラクエオンライン」って、わりと虚を突かれたのだけれど、これってけっこう、多くの人に望まれていた形なんじゃないかって気がする。
それで、あほみたいにコインをくれるので、ひたすらじゃらじゃら気持ちいい。
これだけじゃらじゃらくれるなら、気楽にアイテムとの交換ができるし、これだったらカジノに対して嫌な気持ちにならなくてすみます。このすごろくのおかげで、初めて、カジノが苦痛な施設じゃなくて楽しい場所になりました。わたしの中で。
いいところがいくつもあって、
・オートマッチングで勝手に仲間を4人集めてくれる。
・そのオートマッチングは、流行っているので、確実に4人集まる。
・4人集まったら、ほぼ、クリアまで行ける(たまに行けないことがある程度)
つまり、「みんなで楽しく、クリアまで行ける」という遊びになっているのであって、これは最高の状態になっているのです。
ただ、そうなると、
「もしすごろくが、魔塔のようにすたれたら、目も当てられない」
ということもいえるわけです。
だとしたら、すごろくのチケットは、温存せずに使い潰しておいたほうがよさそうだな、と思いました。
ゴールまでいってボスを倒すと、アクセサリーをじゃらじゃらくれるけれど、これは、もらっても後ろめたくならない。
このことが、自分のなかでなかなか興味深かったです。
たぶん、「適切な努力をした実感があり、運にも左右されて偶然手に入ったもの」だからでしょう。
すごろくのおかげで、初めて、バトルチョーカーが理論値になりました。これは、うれしかった。
竜玉(大ではないほう)もいっぱい手に入ったので、まとめて合成してみたけれど、たぶん10個くらい合成したのに、合成値は554のリーチのまま一歩も変わらず。これ、竜玉、一生このままのような気がするなあ。