ひさびさのたくみ氏主催イベント、「クリスマスデートの誘い方テクニック集会」に参加してきました。
たくみ氏は、ぽりたんの推しプレイベンター!
初めて参加したのは、「意識低い系格言集会」っていう独演会形式のイベントでした。
知的スタンドアップコメディとでも言うか、クセになるシニカルさに心を鷲掴みされました。
シュール系のプレイべも得意で、「崖っぽい上のぽにゅ集会」や「花火の音は聞こえない集会」など、参加者が「自分たちはいったい何をしているんだろう・・・」ってなるイベントを連発。
中でも「ぼーっとする集会」は、シュールさの果てに悟りが来る名作プレイべでした。
(↓ぼーっとする集会)
たくみ氏以外にシュール系のプレイべ主催者といえば、例えばふぉび太ですよね。
ふぉび太のプレイベは、イベントテーマが何であれ「ふぉび太」というキャラありきなんですよ。
言っちゃえば、「基本ふぉび太にツッコんでれば楽しい」という強固な軸がある。
なんなら本人的に、イベントが期待外れだった参加者が「金返せー!」って暴動起こす展開が一番美味しいと思ってる節があります。
(↓ふぉび太)
ふぉび太が「エンターテイナー」なのに対して、たくみ氏は「鬼才」。
ハリウッド映画じゃなくて、ヨーロッパ映画。
楽しさが保証されない実験的なテーマも扱うし、その結果、イベントがどこに着地するのか、主催する本人すら博打的な危うさを感じます。
先週の「クリスマスデートの誘い方テクニック集会」は、心理学のガチテクニックが語られる中、参加者たちがガチなのかギャグなのか測りかねてるかんじが可笑しかったです。
「か〜ら〜の〜?・・・あれ?」みたいな。
主催者の仕掛けと参加者のリアクションが、何を生み出すのか誰にもわからない危うさ。
たくみ氏のイベントに来ると、プレイベってライブコンテンツなんだなーと実感します。
ライブコンテンツの危うさに、ぽりたんは爆発の火種を感じてワクワクするのです。
「のだめカンタービレ」のクライマックスで、のだめの覚醒暴走を転じて、ピアノコンチェルトを大成功に持っていくミルヒーかっこいいですよね。
心に響く大成功って、危うさの先にあるものです。
たくみ氏のプレイベは、行けるだけ行っときたいですね。
伝説回を見逃したら悔しいもん。
「あのイベ現地だったのよ」ってマウント取りたい。