月曜深夜は「担々亭」へ。
あちまるちゃんという、プレイベ初体験のお客さんが来てくれました。
ここ、初プレイベのお客さん、多いんですよね。
なにか、初心者さんに刺さる秘密があるのかなと、担々亭の告知文を検証してみました。
以下は、たんたんが書いた、昨夜の告知文の全文です。
◆ ◆ ◆
イベント名 :無料雑談 チャルメラ担々亭
スケジュール:2025/1/13 23:00~01:00
移動機能設定:あり
参加条件 :なし
無料の雑談です!
昨日シャンプーのねーちゃんから
「駅にバーガーキングできましたよ」って聞いて
大興奮で直行しましたよ。
あの食べ応えのあるバーガーはもちろん最高なんだけど、
意外と感動したのはコーラに刺さってた数年ぶりのプラスチックストローの方。
ウーバーとかでもずっと紙ストローだったから
口当たりがツルッとするだけでこんなにもうまいのかと思ったよ。感触って大事なのねん
◆ ◆ ◆
バーキンのことしか書いてないやんけ!
と思うかもしれないけど、初心者視点で見ると秀逸な告知文です。
細かく見てみましょう。
> 参加条件 :なし
これたぶん、たんたん的に「配信でも荒らしでも何でも来いやヒャッハー!!」ってわけじゃなくって、「こまけぇこたぁいいんだよ」ぐらいのニュアンスと思われます。
実際、プレイベ出てるといろいろあるし、多くの主催者さんが参加条件を書かなきゃいけないのはすごくわかります。
そんな中で、少なくとも初心者さんにとって、「参加条件:なし」という文言から感じるハードルの低さは、得難いアドバンテージでしょう。
> 無料の雑談です!
どこにお金をいただける要素が!?
とも思うけど、当たり前でも明記するのってだいじよね。
> 昨日シャンプーのねーちゃんから
この書き出しは、とくに秀逸です。
「昨日、美容院でシャンプーを担当してくれた美容師さんから」と書いてあるより、スッと入ってきます。
引き算の美学を感じる。
> 「バーガーキング」
> 「プラスチックストロー」
チョイスが具体的で、たいていの人が共感しやすいトピックと言えます。
しかも、前提知識もドラクエの専門知識も、何ひとつ必要としません。
読んだ初心者さんは、「自分もこういう日常の話をしていいんだ」とイメージが湧きます。
結論
この告知文は、初心者さんにとって、心理的ハードルが超絶低い名文といえます。
文章全体に漂う「隙」がいい!
たとえば「おしゃれドレアの美人店長がいる、超絶ハウジングのお店」を初心者さんは選びません。
そんな場所に自分が馴染めるだろうかと気後れするからです。
その点、この告知文からにじみ出るガバガバ感。
極端に言えば、マイルドに見下すことができます。
なんなら「自分が行って盛り立ててやらねば」くらい思うかもです。
告知文が「体験版」の役割を担っている点も見逃せません。
初心者さんは、この告知文を読むことで、担々亭を疑似体験します。
たんたんの文章を通じて、昨日あったことや食べ物の話をだらっとしゃべる自分を想像できるというわけです。
ということで
どうしてこの下品な魔族の汚店げふんげふん担々亭が初心者さんに人気なのかを検証してみました。
ぜひとも、プレイベ初心者のみなさんには、担々亭を踏み台に
より高い雑談ステージに羽ばたいてほしいですね!
(ふう、こうやってお店を褒めたり宣伝してて、ぽりたんえらい)