ネルゲル
さて、…………我が息子よ、今から行うのは罰だ
エトワール
は、はい……(恐すぎる……)
ネルゲル
何の罰か、解るか?
エトワール
……黙ってブラックドラゴンを狩りに行ったからです
あと…間違えてレグナードでした………
ネルゲル
ぐはははっ!4人いても勝てなかった相手に一人で行くとは、片腹痛い…それで死なぬ冥王とは何の冗談なのだ?
エトワール
勝ちたかったのだ……!我は父の特訓を受けてきた……もう一度、挑戦すれば、勝てると思ったのだ…
ネルゲル
それで、負けたらどうしたのだ?人知れず屍となるか?
(ネルゲルの鎌が息子の体を殴り飛ばす)ドガアッ!!!!
エトワール
ぐっ、………あ、…うぐぅ…(激しく地に激突すれば息が詰まり殴られた場所がジリジリと痛い)…父さんっ、……ごめ、なさい
ネルゲル
立て、それぐらいで倒れるとは、情けない…さて、我が息子よ、お前は何者なのだ?そこらの道で屍になる為、生まれて来たか?
エトワール
………我は、冥王の息子っ、…(必死に立ち上がろうとするが全く立てず)
痛くて、息が苦しくて、立てないっ、……くっ、
ネルゲル
……ベホマ、(ネルゲルは息子に回復呪文を唱えた)立て、色々言いたい事はあるが、お前は死んではならぬ、例え、生き返ろうとも、死の絶望をその身に受ける事は赦さぬ………
そして、もう一度聞こう、お前は何者だ?
エトワール
(回復されて何とか立ち上がるが、全身がまだ強張りつつ泣くように叫んで)
我はっ、冥界を継ぐ………、冥界を継ぐ者だ!!!
ネルゲル
違うな………、お前は、このネルゲルの子だ
冥王としてなら、何度もお前を殺せばすぐに成長はするだろう…だが、父としては一度も死んで欲しくないのだ!
エトワール
え?(想像しなかった言葉に頭が真っ白になりただ父を見つめて)
ネルゲル
罰は終わりだ………、先に帰るぞ……
(呆けた息子の視線が気まずく、マントを羽織り、立ち去り)
エトワール
我は…父さんの子…父さんの子だっ……絶対に死なぬ……
妄想48
こんな父が欲しい( 〃▽〃)私には父がいないから、ついつい父への妄想とネルゲルを絡み合わせてしまう(笑)
今も生きてるかな?どんな顔してるのかな?とか、小さな頃から気になってます☆
そして、妄想は続く(*゜ー゜)ゞ⌒☆
見てくれてありがとうね♪励みになります♪