エトワール
父よ、魔界の本を探してるのだが、借りていくぞ?あ、これかな?
ネルゲル
好きにせよ!?(あのピンクの本はっ!先ほどコブゲルが置いていった本!)
ネルゲル
(たしか、イカガワシイ本……我が息子にはまだ早い!)
見つかったなら部屋へ戻るがよい……
エトワール
ん?、うん……(何だろ?あのピンクの本……)
ネルゲル
!(まずい、我が息子が本に気がついたか?我の本だと誤解されては困る!)
エトワール
………(何かあの本だけピンクで可愛いけど……父の本?)
ネルゲル
父は、この後仕事をせねばならぬ!さあ、部屋に戻るのだ!
エトワール
(何か父さん慌ててる?あ、背表紙にタイトルが……)
【アナタニパフパフシテアゲル】
なっ!!!!!!!!!!!(エトワールは驚愕した!)
ネルゲル
…………どうしたのだ?ワガムスコヨ…………
(気づいたか!?見るなよ……見た瞬間……頭を殴るか?)
エトワール
いえ、………可愛い本だなと(あの父が?あの父の秘蔵書!?あ、ヤバい見たら滅せられる!!背後が恐くて振り向けない!)
エトワール
ま、魔界の本を見なければならぬから……部屋に戻ります…
(父さんの本……見たい!ものすごく見たい………)
ネルゲル
……(早く立ち去るのだ!一刻もはやくあの本を滅っせなければならぬ!)
エトワール
では、失礼します(夜中にこっそり来よう…父さんの趣味って?あぁ、もう魔界の本よりあの本が見たい)
夜中
既に処分された本の燃えかすの前で絶望するエトワールであった……だが、父の威厳も守れなかったのは言うまでもない…
妄想54
見てくれた方、ありがとうね( 〃▽〃)
良ければまた見てね(ノ´∀`*)