エトワール
ククッ、可愛いヒヨコだな?
(暫く追い掛けっ子のように逃げていたが、途中人間の牧場を発見し、休憩することにして)
護衛騎士ルルーシアン
………反省して帰りましょう?
学友ノル
ん~、とりあえず帰ってくれないと困る~
ヒヨコ可愛い…
エトワール
我は冥王の息子を辞めたのだ…それに反省する事などない!
ネルゲル
ほう?反省する事などないと申すか……
(部屋の水晶から息子の様子を見て沸々と怒り)
我がしもべ…ベリアルよ…
殺さぬ程度に我が愚息を半殺しにするが良い!
ベリアル
え!?御子息様を!?
(いきなりの命令に驚いて)
ネルゲル
さあ、行け…そして、反省…いや後悔させるのだ!
ベリアル
御意に…
(ああ〜御子息様、今度は何をやらかしたのか…)
暫くヒヨコで遊んでいると、いきなり魔法陣が現れて。
エトワール
(!?な、なんだ?)
学友ノル
!?
護衛騎士ルルーシアン
(これはネルゲル様の魔法陣……念のため魔法系になっておこう…(ルルーシアンは闇の服を纏って)
三人は転移された。
エトワール
………ここは?……あ、ベリアル?
ベリアル
………御子息様…今回は何をしたのですか?
(ベリアルは困ったように問いかけて)
エトワール
我は冥王の息子をやめたのだ…
ベリアル
なるほど…(この一言でベリアルは全て理解した)
それは不機嫌になられる訳だ…
(護衛騎士と目が合えば、やれやれって顔になり)
ならば…冥王様の御子息ではないのですね?
エトワール
そうだ…我は冥王の息子には戻らぬ!
ベリアル
ならば、お前に敬語はいらんな…今から半殺しにしてやるわ!小僧よ!覚悟するがいい!これは冥王様のご命令ゆえ、二人は手出しするなよ?
エトワール
……え?我は…戦う気などないぞ?武器も持っておらぬ…
(困惑しながら背後の二人を見て)
学友ノル
自業自得かと?
護衛騎士ルルーシアン
……御子息でないなら守る必要はない…?
エトワール
…良いだろう、武器がなくとも我は強い…(内心ビビりながら強がって)
さあ、来るが良い…
妄想72
まだ家出は続きます(〃ω〃)
良ければ見てね♪