学友ノル
うっ、うっ、うっ、~~
ベリアル
御子息…、まさか本当に死んだのか?
ぐおおっっ…べ、ベホマ!ベホマ~~!!
(動かないのを見れば涙がボロボロと落ちながらエトワールに何度もベホマをかけて)
護衛騎士ルルーシアン
……自害致します
エトワール
!?
(え?えええ!?エトワールは慌てて起き上がった)
し、死んではおらぬ!
…あ、………
(三人とも泣いていて)
エトワール
す、すまぬっ………我が悪かった……
(ジワリと涙が溢れて来て、思いっきり泣いた)
我は愛されていたのだな……
(何やら暖かいものが胸に広がり先程ベリアルが何度も唱えた呪文の力がエトワールにベホマを覚えさせて)
……これはっ!
護衛騎士ルルーシアン
どうされましたか?
エトワール
いや、なんでもない……
(まだ秘密にしておこう…ちゃんと使えるか後で試さねば…)
護衛騎士ルルーシアン
ともあれ、御子息が無事で良かった…
学友ノル
うんっ、もう二度としないで…寿命が縮むわ…
ベリアル
よ、良かった………
(安堵してその場に座り込み)
エトワール
本当にすまぬ…
その時、背後から冥王が現れた。
ネルゲル
……生きていたか
(静かに語る声色がまるで魂から凍てつくような恐ろしさで)
ベリアル+学友ノル+護衛騎士ルルーシアン
三人は思った。
(ああ…これは…死んだな…)
エトワール
……………っ!
(エトワールは瞬時に転移し逃げた!あの声はヤバい。マジでヤバい!)
護衛騎士ルルーシアン
御子息様っ!
(近くにいたルルーシアンだけが、一緒に転移する事が出来て)
ネルゲル
……………ほう?……よもや一言も交わさずに逃げるとは……
(そのままネルゲルは闇へと消えた)
学友ノル
……エトワール君…生きて帰れるかな?
ベリアル
………これは…冥王のみぞ知る…だな
妄想74
まだ家出続きます(笑)
見てくれた方、ありがとうです!
良ければこれからも見てくれると嬉しいです!