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冥王ネルゲル親子

エトワール

[エトワール]

キャラID
: RZ197-549
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

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エトワールの冒険日誌

2022-11-10 05:02:47.0 テーマ:その他

何をしているのだ?(妄想小説キャラ崩しokの方のみ見てね♪)

海で釣れたスイカ…二個、
海で釣れた桃…三個、
う〜〜〜ん?
私は悩んでいた……
私は冥王様の見習い調理師になったばかり、冥王様は最近復活したばかりの美しい男性で、私たち女子達のアイドル的お方、今回も釣りをして色々な魚料理を冥王様に出すべく海で釣りをしていたけど……
なぜ、海でスイカ?
どこからか流れて来た…?
じゃあ、桃は?
海で塩味になってない?
でもデカイ…そして見た目は凄く美味しそう……
私はとりあえず桃を一個切って食べてみる事にした。
ザクザク…
常備しているナイフが巨大桃に入って行く。
甘い香りが立ち上がる。
……うん、美味しそう〜〜

その時

「何をしているのだ?」
背後から声がして振り返る。
そこに冥王ネルゲル様がいた。

私はびっくりして切り分けた桃を一つ食べてみる。
かなり美味しい。
痺れもない。
毒はない。
「ど、毒はなく、最高に美味しいです!釣りたての桃、どうぞ!!」
私は緊張しながら一番綺麗に切れた桃を1切れと、いってもデカイのだが、フォークに刺して差し出した。

冥王様は微かに驚いた表情をしてから
私のフォークについた桃を一口食べた。
そして美味しかったのか、もう一口桃を口にしてくれた。
冥王様は軽く頷いて、その場を後にした。

至福。
意図せずに「あ〜ん」をして、食べてもらえた。

動作一つ一つが格好いい…
私のフォークは…宝物にしよう!

海で釣れた桃さん、ありがとう!
海の桃、最高です!!

それが、私が冥王様を見た最後だった。

あの時、冥王様はレイダメテスに帰還してエテーネの生き残りに倒された。

「冥王様…っ、」
私は小さく冥王様を呼んだ。
あの時食べた桃が……
冥王様の最後のお食事……
ポロポロと涙が溢れて止まらない。
あの時、一緒についていけば…
冥王様の盾くらいにはなれたのだろうか?
いや、私は強くないから盾にもならない…

なら、あの時…もっと良い料理を出せば……

いや、あの時、冥王様は頷いてくれた。

私の、生まれた時から所持してるフォークで……
桃を食べてくれた。

………私はベビーサタン
こんな時でも私の顔は舌が出て笑ってる…

「ネルゲル様……ネルゲルさまぁ…あぁ
あっ…!」

もういない主に私は呼び掛けた。
また…海で桃を釣り上げますからっ……
ネルゲルさまぁ…っ、
「うああああああっ~~~!!!」
私は大声で泣いた。

それから日々は流れ

私はレイダメテスに冥王様の部屋を
掃除しているスライムの話を聞いた。
「冥王様が亡くなられても掃除を?」

私も毎日、冥王様の為に桃を釣っている。
今日も海で立派な桃が釣れた。

私はそのスライムにこの桃を食べてもらいたくて、レイダメテスへと足を運んだ。

スライムは喜んで私の桃を食べてくれた。そして冥王様の思い出を聞かせてくれた。

でも、私はネルゲル様に頂いた
「何をしているのだ?」
あの言葉は誰にも言わない。
私だけの大切な思い出。
言わない代わりにまたスライムにはスイカや桃を持って来よう…
そして桃やスイカ目当ての釣りが日課になった。
釣りをしていると、
「何をしているのだ?」
そう言ってくれた主を思い出す。

スライムは冥王様の復活を信じている
なら、私も信じよう。
「冥王様…今度はスイカも食べて下さいね?」

空に向かって呟いた。


見てくれた方、ありがとうです(#^^#)
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