前回のあらすじ〜
朽ちた教会にて祈りを捧げた一向は
更なるハウジングを求め、名なき島の探索を続けたのである
島を一望出来る丘の上
そこにこの島では異質と言って良いほど
キレイな建物が立っていた。
わたしたちは一抹の不安を抑え込み探索を続けたのだった
そこで目にしたのは屈強なオーガ君ですら抜け出すのは困難な檻
果たしてここには何が閉じ込められていたのか
そして閉じ込められていたはずの中身はどこに行ってしまったのか
わたしが周囲を警戒しているさじゃ隊員の悲鳴が…!
振り返るとそこには恍惚な表情を浮かべながら檻で寛いでるぱんちゃん
やはりこの男は只者では無かった。
皆んなからのひとしきりのお仕置きを堪能した彼は余裕の表情である
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一行は島の探索を終え、夕陽に照らされた浜辺にて
思い思いに過ごしていた頃
さじゃ隊員に異変が…
こ、これは…!
そう寝落ちである。。。
これだけならば普通の寝落ちだが、今回ばかりは訳が違う
何故なら彼女は今日が終われば一ヶ月の休眠に入るのだ
悲しみに暮れるみなは涙を流しお別れの言葉を口にした
「さじゃのことは忘れないよ」
「いい子だった」
「おしおき一ヶ月おやすみかよ」
ルル隊員は寝落ち解除に一縷の望みを掛け
必死のいいね いいね いいね
無許可で探索したあげく彼女を他人様のマイタウンに放置していいものか
わたしも必死な思いでいいね連発する
誰もが諦めたその時
ぴくりっと動くさじゃ隊員
寝てたー
その笑顔が見られただけでも今回の探索は成功と言えるであろう
いいねの数だけ送った祈りはさじゃに届いたのだった!
さじゃは無事に次の町まで同行し強制ログアウトさせられ
休眠へと入るのでした。
おやすみ、さじゃ みんなで待ってるからね
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果たしてチビちょはマイタウンを決めるつもりはあるのだろうか…!
あっても無くても楽しければ全て良し!
それが我らのプクルームである
次回「奇跡の双子」