【少し、文字を起こしたい気分になったので
ぽちぽちと。
とあるイベント~自イベへの流れ、
どこかのどこかのここはアストルティア、
とある一日のお話、かもしれない。】
野山が薄桃に色付く今日この頃、
未だ少しの肌寒さを纏う夜風を身に受け
静寂に包まれたあの森に足を踏み入れる。
小さな住人との会話を楽しみつつ
赴くままに歩みを進める。
今日という日はきっと、ここに訪れる。
今年も例外ではなかったようだ、
見知った場に、見知った人々の様子に安堵しながら
朧げな時を楽しむ。
また来る年の今日も、きっとこの場で、
そう願わずには居られないのは
私がこの世界の一部としてここにあることの何よりの証明なのだろう。
方々へと向かう草を踏む小さな音を聞きながら
ふと思い立つ。
もう少し、寄り道をして帰ろうか?
そう思い立てばきっと、今宵は雨が降るのだろうから。